dipper’s blog

一足早いスローライフを始めました。住居は古民家。 あれこれやりたい事を妄想をしながら、それを実現していく過程の記録として

単相2線式から単相3線式へ 切り替え準備  D種接地工事

 今日は 秋雨前線が活発で 朝から雨が続いています。

岡山・広島の集中豪雨に始まり、関西地方の台風上陸

そして、北海道 震度6の地震で日本が壊されていく。

未だ、関西、北海道は停電の地域も有り 早くライフライン

復旧をお祈りします。

 

 

少し小降りになったところで・・・今日の作業は

 ・D種接地工事

 ・端子台の取り付け を施工しました。

 

 『D種設置工事は』

  接地抵抗 100Ω以下、地絡が発生した場合は0.5秒以内に

  電路を遮断する装置を設置する場合には500Ω以下と規定されてます。

  接続する電線は、φ1.6以上の軟導線

 

  さて、工事材料は

  ・アース棒  φ10 1m  1本  

  ・電線  5.5mm2 10m

  ・PF管 16mm   5m  

  ・PF管用 サドル 5個

 

  穴掘り開始  50cmの深さまで掘って アース棒を打ち込みます

  それから、以前埋めてあった 洗濯機用のアースも一緒に結線します。

 

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アース棒打ち込み

   

  石にも当たらず、スムーズにアース棒が入ってくれました。

 

  この後、接地抵抗の測定に移ります。

  測定方法は、3極法で測定を行いました。測定結果は140Ω

  もう少し落としたいですが、施工完了としました。

 

  日置電気の アーステスター 中央の×100 ×10Ωでレンジを切り替えます。

  そして、メーターの針がゼロに指した時の数字を右側のダイアルから読取ります。

  写真では130Ωくらいに見えますが、ダイアルの正面から読むと140Ωです。

  

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   続いて、この電極に接続した電線を PF管の中に収納して配管します。

   この作業は、家族などが容易に触れないように、また 電線が痛まないように

   PF管で保護します。管の高さは約2.5m 人の背丈より高くします。

 

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PF管 配管

 

  これで屋外の作業は完了しましたので、室内の作業に入ります。

  

 

  『端子台の取り付け』です。

  なぜ、取り付けるか?

  下の写真の左に写って入いる 緑色のツマミがついた電流制限ブレーカーが

  設置してあるのですが、今回の切り替え工事でスマートメーターへ取り替え

  られますので 今後、このブレーカーは無くなります。

 

  すると、漏電ブレーカーまでは通電した状態になりますので

  ブレーカー周り活線工事の際に、電気を切り離せるように設置しました。

  

  それから、太陽光発電を自作 しようと申請中です。

  この端子台に、パワコンからのケーブルを取り付けます。

 

   

 

  こちらの 工事材料は

   ・ 端子台 600Vー70A 3極  春日 TC60C03 

   ・ 絶縁キャップ 8sqケーブル用 TIC-8 3色 ←8はsq用

   ・ 圧着端子 R8-5 ←R8は 8sq 5は穴径 5mm(ネジサイズM5)

   ・ アース線用 絶縁キャップ TIC-5.5 緑

   ・ アース線用 圧着端子 R5.5ー5

 

 

   施工は電流制限ブレーカーを取り外して 端子台を設置

   各端子に 圧着端子と絶縁キャップを付けて終わりです。

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端子台取り付けとアース線

  これで、室内工事完了です。 

 

  測定したデータを電力会社に報告して完成検査を経て送電開始となります。

  報告する内容は

  ・ 分電回路毎の絶縁抵抗値

  ・ 接地抵抗値

  ・ 測定装置のメーカー名

  ・ 装置の製造番号

 

 

   話は変わって部品調達はコメリが便利ですね。

   地方に居ると お隣の町まで出向いても、部品の調達が出来なかったり

  通販だと数百円の部品に送料千円・・・とか。

  

  最近はもっぱらコメリの通販サイトで注文して店で受け取り。

  この流れが、ルーティンワークになりそうです。

 

  部品は電線と1mのアース棒以外は、全て ホームセンターコメリから

  購入しました。

 

 

  それでは、また週末にお目にかかりましょう!